ソワニエ看護専門学校 自己点検・自己評価結果(2023年度)
専修学校における学校自己評価については、平成19年度の学校教育法および学校教育法施行規定の改正により、自己点検・自己評価の実施・公表が義務化、学校関係者評価の実施・公表が努力義務化となっています。また、就学支援制度においても自己点検・自己評価を公表することが求められています。
今回、本校において自己点検・自己評価に取り組むことができました。本校の教育の質の向上のため、この自己点検・自己評価の結果を分析しました。
《自己点検・自己評価結果》
評価は、「看護師等養成所の自己点検・自己評価指針」に基づき、Ⅰ~Ⅸのカテゴリーとその評価項目(121項目)を、3段階評価(3:当てはまる、2:やや当てはまる、1:当てはまらない)とし評価点をつけました。
カテゴリー(項目数) | 2019年度 | 2021年度 | 2023年度 |
---|---|---|---|
Ⅰ 教育理念(11) | 1.9 | 2.2 | 2.9 |
Ⅱ 教育目標(7) | 2.2 | 2.3 | 3.0 |
Ⅲ 教育課程経営(31) | 1.9 | 2.5 | 2.9 |
Ⅳ 授業・学習・評価(17) | 1.5 | 2.4 | 2.7 |
Ⅴ 経営・管理(36) | 1.5 | 2.4 | 2.8 |
Ⅵ 入学(2) | 2.0 | 2.5 | 3.0 |
Ⅶ 卒業・就業・進学(8) | 1.6 | 1.8 | 2.1 |
Ⅷ 地域社会(6) | 1.6 | 2.0 | 2.3 |
Ⅸ 研究(3) | 1.6 | 1.7 | 2.0 |
総項目数(121) | 1.7 | 2.2 | 2.6 |

2022年度のカリキュラム編成に伴い、教育理念・教育目的・教育目標や講義・演習・実習との整合性を検討し、カリキュラムに反映することができた。教育内容を充実するために取り組んだことで全体的に改善できた。特にⅠ~Ⅵでの項目では継続した改善ができ実践できているといえる。「Ⅶ 卒業・就業・進学」では、関連院所とは情報交換ができているが、その他の就職先からは個人情報等の観点からなかなか情報が得られていない。関連院所では離職率は低いことが言えるが、他では全国的な離職率と同等の推移である。1~2年程度の追跡しかできていないことが課題である。「Ⅸ 研究」では、研究に対する意識を変え、抵抗感をなくし取り組む環境を整えることが課題である。
2022年度のカリキュラム編成に伴い、教育理念・教育目的・教育目標や講義・演習・実習との整合性を検討し、カリキュラムに反映することができた。教育内容を充実するために取り組んだことで全体的に改善できた。特にⅠ~Ⅵでの項目では継続した改善ができ実践できているといえる。「Ⅶ 卒業・就業・進学」では、関連院所とは情報交換ができているが、その他の就職先からは個人情報等の観点からなかなか情報が得られていない。関連院所では離職率は低いことが言えるが、他では全国的な離職率と同等の推移である。1~2年程度の追跡しかできていないことが課題である。「Ⅸ 研究」では、研究に対する意識を変え、抵抗感をなくし取り組む環境を整えることが課題である。
「自己点検・自己評価」実施における本校の課題
Ⅰ 教育理念・教育目的
本校の目指す医療や看護の捉え方について学生に明示し、実践するための方策を明確にする。
Ⅱ 教育目標
卒業後の継続教育の考え方について検討を行なう。
Ⅲ 教育課程運営
倫理規定の検討・作成を行なう。
Ⅳ 授業・学習・評価過程
授業内容の重複や整合性を明確にする。
教員間の協力体制を明確にする。
Ⅴ 経営・管理過程
学生個々が必要としている支援を実践する。
将来構想を明確にする。
自己点検・自己評価を継続的に実施し、課題に取り組む。
Ⅵ 入学
入学者選抜方法の変更に伴い、学習面や教育の評価を行なう。
Ⅶ 卒業・就業・進学
学校評価の分析を行ない、課題に取り組む。
卒業生の動向を継続的に調査する。
Ⅷ 地域社会/国際交流
地域を理解できる学習を提供する。
国際情勢について情報収集ができる環境を整える。
Ⅸ 研究
研究活動を保障できる環境を整える。